2022
Apr
21
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借金持ちVSネットワークビジネス その②
前回の続きです。
本契約する為には、初めに商品を買わないといけない。
「どん底君ラッキーだよ。」
通常30万のところを今なら10万で買えるとのこと。
え?10万とないし。
「10万もってないんですけど。」
「ローンも組めるよ。」
なんだローンも組めるのか。安心安心。
早速ローン申請。数時間後に、審査結果が・・・
「あの~どん底君。審査通らんかったんやけど。」
めっちゃ恥ずかしかった(笑)
この時も金がなく、携帯、ローンを滞納しまくっていた。
「なんか心あたりある?」
「イヤ~なんですかね~」
盛大にすっとぼけた。
ローンが通らなかったので、本契約出来なかった。
しかし、せっかくのカモを、
グリオの人たちは諦めなかった。
「10万何とか用意できない?」
「誰かに借りれないの?」
なかなか帰してもらえなかった。
「なんとかしてみます。」
僕もその時は、グリオで稼ぐつもりだったので、
本気でそう思いました。
一旦解放、帰宅しました。
なんとかお金を工面しようと、
数日間奔走しましたが、結果はダメ。
10万なんて大金は集まりませんでした。
その期間も頻繁にグリオからメールが来ます。
「お金集まった?」
「いつ頃用意できる?」
最初は曖昧な返信をしていましたが、
あまりにもしつこいので、
メールを無視するようになりました。
メールを無視し始めた数日後、
なんとグリオのメンバー数人で、
僕の職場に乗り込んで来たのです。
僕の職場でいきなり、
「お金用意できた?」
「早くグリオ始めよう。仲間が待ってるよ」
本当に恐怖を感じました。
僕がおどおどしていると職場の先輩が、
「仕事の邪魔だから帰ってくれ」と一喝。
しぶしぶ帰っていきました。
メンバーが帰った後、職場の先輩が
「おいあいつらは何者だ?」
と僕を問い詰めます。
「実はネットワークビジネスを始めようと思いまして・・・」
先輩に事の経緯を全て話しました。
先輩は優しくかつ厳しい口調で、
ネットワークビジネスのデメリットを話してくれました。
僕は洗脳が完全に溶け、すぐにグリオに電話し、
きっぱりグリオの活動をしないことを告げました。
あの時ローン審査が通らず、ホントによかった(笑)
ネットワークビジネスは犯罪ではありません。
やるかやらないかは本人次第ですが、
全員が稼げるわけではありません。
一部の優れた人間しか稼げません。
ほとんどの人が稼ぐどころか、
むしろマイナスになっているの事実です。
また、不労収入と言っていますが、
めちゃくちゃ労働収入です。
常に勧誘しないといけないので、お金も時間も費やします。
勧誘する人はこのデメリットきちんと伝えたうえで、
勧誘するべきです。
ちなみに僕にグリオを紹介した友人も、
すぐにお金が尽き辞めてしまいました(笑)
まだまだネットワークビジネスのエピソードがありますので、
また別の機会にブログで書いていきます。