2022
May
17
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友人の話 その①
類は友を呼ぶって言葉はほんと凄くて、
僕の周りにはクズしかいない(笑)
特にパンチの効いた、
友人の話をしたいと思います。
10年以上前の話。
こいつは地元の友達で、
今でもよく遊ぶ親友です。
パチンコ大好きで、もちろん借金まみれ。
1ヶ月分の給料を、
1日で全てスッてしまうような奴です。
当時は、家賃、光熱費、携帯は全て滞納。
消費者金融の返済ももちろん滞納。
ありとあらゆるところから、督促が来ていました。
よくここまで生きてこれたなと、
改めて感心しています。
そんな彼にある日一通のメールが届きました。
そのメールにはこう書かれていました。
「口座売ってください」
謝礼として10万お支払い致します。
友人は相当お金に困っていたので、
売りますと即答。
まず指定の住所に通帳を送り、
受け取り次第入金するという流れ。
友人はさっそく指定の住所に、通帳を送りました。
それから待てど暮らせど入金がありません。
こちらから連絡しても返信はありません。
そう。友人は口座だけを取られてしまったのです。
そこですぐに口座を止めればよかったんですが、
友人はそれをしませんでした。
僕がなぜすぐに口座を止めなかったのか?
と聞くと、
「だってめんどくさいし、お金1円も入ってないから」
とあきれたな回答。
それともう一つの疑問。
なぜ友人のとこに、
口座を売ってくれとメールが来たのか?
これは後に分かったことなのだが、
多重債務者や金に困っている奴のリストを、
裏社会の人たちは持っているとのこと。
そのリストに載っている人達に、
片っ端から連絡しているそうです。
友人もそのリストの一人。
今現在でも友人のとこには、
「口座売ってくれ。」
「お金貸しますよ。」
「割のいい仕事ありますよ。」
ときな臭い誘いの連絡があるそうです。
お金がなく追い込まれている時って、
冷静な判断できない。
僕も同じような立場だったら、
口座を売ってしまうかもしれない。
口座をすぐに止めなかったことによって、
友人はとんでもないことに巻き込まれます。
次回に続きます。
どん底君
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